内定を出したらご入社していただけますか?
「内定を出したらご入社していただけますか?」という質問は、まさにあなたの応募先に対する意欲や本気度を聞いている質問です。
企業は内定を一度出すと取り消すのが簡単ではないため、内定を出す前の事前段階で、応募者の入社意欲や本気度を確認して、本当に入社してもらえそうな応募者に内定を出す場合があります。
口頭もしくは書面で正式な内定をもらってからだと、他社との比較を含め、じっくりと検討できる時間があるのですが、内定前に意思確認をされると困ってしまう人と思います。
この場合、よくトラブルになるのが、その場の雰囲気や流れに乗って、その企業への意欲がそれほどでもないのに、「はい、入社します!」と軽く返事をしてしまうケースです。
この場合、企業側は入社してくれると思って、その応募者に内定を出した時点で、他の候補者をお見送りしている場合があります。そこで内定を出した人が辞退をすると、採用活動が振り出しに戻ってしまいます。
そうすると、企業は求人を出すのに再度コストがかかりますし、これまでの時間や手間が全て無駄になるため、大きな損失となります。そのような背景で、企業と内定を軽い気持ちで辞退した応募者との間でトラブルになることがあります。
このようなトラブルにならないよう、応募先から内定の意志を確認された場合は、軽い返事や適当な返事をすることは避けるようにしましょう。辞退をすることがダメな訳では決してありませんので、誠実な対応を心がけるようにしましょう。
応募先に対して、入社の意志が固まっている場合は、そのまま入社の意志を示してOKですが、応募先に対して、好印象はあるものの、他の企業を見たいという場合もあると思います。その場合は、企業に対しての印象を悪くしないように伝える方法がありますので、以下の例文を参考にしてください。
回答例
【パターン1】
ありがとうございます。前向きに考えたいのですが、とても大切なことですので、この場で即答できないのが現状です。正式に内定をいただいてから、家族と相談して(または)じっくり検討して決めたいと思います。
【パターン2】
ありがとうございます。御社は第一志望群ですので前向きに考えたいのですが、現在、他社の選考も進んでいるため、正式な内定をいただいてから考えたいと思います。
絶対に入社する意欲がないと思える応募先には、これ以上時間を費やすのはお互いに時間の無駄ですので、正直に辞退の旨を伝えましょう。
転職の意欲や本気度に関する質問の例
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